グリズリーズのルーキーたちのサマーリーグを振り返ろう
こんにちは。
グリズリーズのサマーリーグは終了しました。優勝はできませんでしたが、ドラフトメンバーや2年目のアルダマやザイアーにとってはとても良い経験ができたのではないでしょうか。
アルダマは最初の数試合はパッとしませんでしたが、最後の数試合ではとても活躍しており、何がアルダマの真の実力なのかわからない感じでした。レギュラーシーズンに期待したいと思います。
ザイアーは昨年のベインのようにハンドラーを任される場面が多かったです。
昨年のベインと比較したらまだまだ安心できるレベルではなかったですが、「こんなにアシストうまかったの?」と思うようなパスも多くありました。
今シーズンは任される役割も増えると思うので、今回の経験を活かしていきたいですね!
さて、前置きは長くなりましたが、今回は題名の通り、「グリズリーズのルーキーたちのサマーリーグを振り返ろう」と思います。というか、とあるルーキー寄った内容になってしまいました。
今回は以下の流れで進めたいと思います。
1. サマーリーグの個人スタッツ
2. 個人に対する振り返り
です。
それではやっていきましょう。また、今回は以下のURLを参考にさせていただきました。
【参考URL】
https://www.nba.com/summer-league/2022/vegas/player-stats?
1. サマーリーグの個人スタッツ
グリズリーズは今回4名の選手を指名し、1名をドラフト外で2WAY契約をしました。
まず、各個人スタッツは以下の通りです。
ご参考までにドラフト3位までの選手の成績も追記しました。
こう見てみると、バンケロはさすがはドラフト1位と言ったところでしょうか。PF起用が多かったですが、平均6アシストしているだけあり、アシスト能力も高いですね。
2. 個人に対する振り返り
① Jake LaRavia
MIN:24.4
PTS:2.5
REB:2.8
AST:1.8
今ドラフト19位で指名されたラレイビア。スタッツとしては少々物足りない印象を受けました。
最初の試合は高確率で決めていた3Pも、徐々に入らなくなり最終的には20%という確率。
カイルの抜けた穴を埋めることを期待されていると思うので、もう少しマルチに活躍してほしいと思います。
レギュラーシーズンのメンバーとなると、もう少しフリーになることが予想されるのでスタッツは上昇すると期待してます。
② David Roddy
MIN:24.6
PTS:15.0
REB:5.0
AST:1.6
初戦こそ精彩を欠いていたものの、徐々に実力を発揮。平均得点ではグリズリーズルーキ内で2位となっております。
試合では豪快のダンクもあったりフィジカルで相手を圧倒したりと、レギュラーシーズンでもローテーションに入りそうな活躍。
レギュラーシーズンでは、もっと3Pの確率をあげてほしいと思います。これも経験でしょうか。
③ Kennedy Chandler
MIN:24.8
PTS:9.0
REB:3.2
AST:5.2
先日、2巡目指名選手のNBA史上最高額の契約(4年7M)を結んだケネディ。フロントから相当期待されているのでしょうか。
シュート確率とTOが気になるところですが、要所でのスティールが光っていました。
平均1.6スティールは、3位指名のジャバリスミスと同じ。
今季は主にGリーグで経験を積むことになると思いますが、モラントとタイアスからも沢山学べる環境なので今後が楽しみな選手です。
④ Vince Williams Jr.
MIN:19.8
PTS:4.0
REB:2.2
AST:1.8
2巡目47位で指名され、その後2WAY契約を締結したヴィンス。3&Dタイプとのことでしたが、確率は25%と低迷。ディフェンスは上手かったのでGリーグで経験を積んで早くロスター入りしてほしいです。将来的には格安で延長契約ができれば・・・なんて理想です。
⑤ Kenneth Lofton Jr.
MIN:21.7
PTS:15.2
REB:7.2
AST:2.0
今回は彼についてとにかく書きたかった。
ケネスロフトンジュニア(以下、ジュニア)は、今回のサマーリーグで1番の掘り出し物と言っても過言ではないかもしれません。見た目とプレイスタイルからメンフィスのレジェンド、ザックランドルフを彷彿とさせ、今回のサマーリーグで注目を浴びました。ちなみに彼はドラフト外で2WAY契約です。
ここで、もう一度チェットとジャバリとのスタッツを比較してみましょう。
数字が全てではないのですが、プレイタイムが短いにも関わらず、あらゆるスタッツでこの二人を上回っています。(チェットは試合数も少ないので参考程度ですが。)
これがドラフト外選手です。
TOやPFが多いなど課題は見えましたが、ガードにスイッチした後も守れている場面も多々ありました。どうやらジュニアは幼い時はガードをやっていて、高校あたりから急激に身長が伸びたようですね。
また、パワーだけでなくインサイドでしっかりステップも踏めて自ら得点することができます。その辺りもザック神に似ているのですが。
昨シーズンのグリズリーズは、トランジションオフェンスはリーグで1位だったようですが、ハーフコートバスケットでは下から数えた方が早かった順位となっていたようで、今シーズンの課題とも言えます。
もしかしたら、メンフィスの救世主となれるかもしれません。ザック神の大ファンの私も期待しております。
今回はこの辺で終わります。
プレシーズンゲームまでイベントはないですが、トレードやFAを楽しみにしようと思います。
今回もご覧いただきありがとうございました。